神戸YWCA平和集会
神戸 YWCA平和集会は、平和な社会を求め、社会問題をさまざまな立場の人とともにに考える会です。
2018年度
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【辻信一さんプロフィール】
1999年にNGO「ナマケモノ倶楽部」を設立、以来その世話人を務める。「スローライフ」、「100万人のキャンドルナイト」、「ハチドリのひとしずく」、「GNH(国民総幸福)」などの環境=文化運動を提唱、2014年、「ゆっくり小学校」を開校。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』など。映像作品にDVDシリーズ「アジアの叡智」。
2017年度
「これからは自分らしく生きていけなくなるかも?
—憲法 24 条とわたしたちとの関係—」
自民党改憲案(24 条)には、
「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。 家族は、互いに助け合わなければならない」と書かれています。
社会の基礎的な単位は「個人」ではないの?
憲法で家族の助け合いが義務化されるの? 自分らしく生きることが難しくなる??
など、いろいろな疑問が湧いてきます。
みんなで語り合いませんか。わたしたち一人ひとりが私らしく生きていくために。
日時:2017年5月20日(土)14:00〜16:00(14:00〜講演、15:00〜分かち合い・質疑応答)
場所:神戸YWCA会館5階チャペル
参加費:1,000 円(学生500円)
講師:若尾典子さん(佛教大学教授、憲法学・ジェンダー法学)
【主な著書・論文】
『女性の身体と人権』(学陽書房、2005年)『権力と身体』(共著、明石書店、2011年)
日本国憲法24条
1 婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、
相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に
関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
2014年度 現代史勉強会「いもづる」共催
「ともに考え、つながるために」
講師:池住義憲さん
いま、私たちはかつてないほどいのちと平和の危機に直面していると感じます。
今回の平和集会は、私たちの暮らしや生き方、いのちに大きく関わる「原発」「憲法」のふたつに的を絞り、さまざまな意見・世代の人たちがどう対話をすすめ、平和をつくり出すことができるか、池住さんの実践に学び、ともに考えます。
平和活動に熱心な方も、気になるけれどちょっと気が引けるなあ…と感じている方も、どうぞお気軽にご参加ください☆
日時:2014年4月26日(土)14:00~16:00
場所:あすてっぷKOBE セミナー室1
参加費:1,000円(若もの500円)
お申し込み・お問い合わせ:神戸YWCA平和活動部
池住義憲さんプロフィール
立教大学大学院キリスト教学研究科特任教授。
1944年東京都生まれ。2004年自衛隊イラク派兵差止訴訟の会(名古屋)代表。4年2か月全国の仲間と共に闘い、2008年名古屋高裁で違憲判決を勝ち取った。名古屋を中心に、平和、いのち、住民参加型のまちづくりなど多岐にわたって活動。「脱原発」「憲法改悪を許さない」の二点で連携を呼びかけ「政治を考える市民の会(愛知)」を結成した。
2013年度 現代史勉強会「いもづる」共催
「国際環境平和国家」への道
日本国憲法改定の問題を人類全体の問題として考える
野村さんのお話に耳を傾けてみませんか!
憲法論議を聞いて、問題点が二つあると感じています。
一つは、現行の日本国憲法の真意がよく理解されないまま、論議が進められていることです。
またもう一つは、ほとんどの論議が「日本をどうやって守るか」という視点のみで行われているように思えることです。
そこに、環境破壊や深刻な諸問題を抱え、危機に直面している人類社会の現状は、考慮に入っていないのではないでしょうか。(『国の理想と憲法』まえがきより)
日時:2013年9月7日(土)13時30分~16時
場所:神戸YWCA本館 5階チャペル
講師:野村 昇平さん
参加費:一般 1,000円 若もの 500円
野村昇平さんプロフィール
1944年生まれ、熊本県出身。1971年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。4年間の教員生活の後、群馬県赤城山に居を構え、自然農をいとなみながら「人間のための教育」を
主眼とする青少年のための私塾「全生塾」、「自覚と平和の研究会」を主宰。
著書:『国の理想と憲法』(2009年七つ森書館)
2012年度 現代史勉強会「いもづる」
「国家と教育と個人―子どもの叫びを通して考える―」
東日本大震災、原発事故などを通し、「国家」とは何だろう? と考えさせられるこの頃です。私たちの国は、子どもたちが未来に希望の持てる、安心して暮らせる場でしょうか? 今ここで共に、子どもたちのこと、教育について考えてみませんか?
とき:2012年7月7日(土)13:30~16:00
ところ:あすてっぷKOBEセミナー室1&2 地図
参加費:1,000円(わかもの500円)
講師:広木 克行さん(神戸大学名誉教授)
お問い合わせ:神戸YWCA平和活動部(お申し込みなしでどなたでもご参加いただけますが、人数把握のため事前にお申し込みいただければ幸いです。)
広木先生は、長年にわたって不登校の子どもと親の教育相談などに携わられ、教育の現実に向き合い、研究を続けてこられました。
著書:「子どもは『育ちなおしの名人』―見えますか、子どものシグナル」(清風堂書店)「子どもが教えてくれたこと」「人が育つ条件」「21世紀を生きる君へ−心の時代」(北水)など多数。
2011年度「被曝の時代を生きる〜一人ひとりができること」
東日本大震災・原発事故(3.11)以降の私たちは、どの方向に進めばいいのでしょうか?
科学技術の発展とともに、物質的には豊かになりましたが、私たちは大切なものを失って
きたのではないでしょうか?このままでは、子供たちにどんな未来を手渡すことになるのでしょう?これからのエネルギー問題や日々の暮らしのことを、共に考えてみませんか!?
チェルノブイリ・福島写真展(フォトジャーナリスト・広河隆一さん撮影)
とき:2011年8月21(日)~28(日)
ところ:神戸学生青年センターロビー 地図
同時展示
・原発震災資料(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)
・神戸YWCAからのアピール
①日本YWCA・神戸YWCA<核>への取り組み
②それでも原発を選びますか?
③未来に向けてのメッセージ—私たちは「生命(いのち)を選ぶ」
福島との交流・支援活動について
会場にはいろいろな生きものの形をした紙を置いています。
みなさんの未来への思いをぜひ書いてください。「海と空の約束の絵」に加えていきます。
台紙は絵本「海と空の約束」より、発行者・西谷寛さんの許可を得て作りました。
また、「怪獣げんぱつどん」にぬり絵をしたり、
「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」に署名することもできます。
*神戸YWCAは脱原発1000万人署名に賛同しています。
講演会「被曝の時代を生きる」
とき:2011年8月28日(日)15:00~17:00
ところ:神戸学生青年センターホール 地図
参加費:500円
講師:影山あさ子さん
神戸市生まれ。藤本幸久監督のアメリカ3作品、「原発震災・ニューズリール」のインタビュアー&プロデューサー。「Marines Go Home」2005年版か ら、藤本監督と二人三脚の映画作り。北海道札幌市在住。
講演会の前にDVDの上映があります。
13:30〜
小出裕章さん講演記録「被曝の時代」(2011.6.19 札幌にて)
お問い合わせ:神戸YWCA平和活動部