今年度2002年4月より、YWCA活動センターの組織が変更することになりました。
神戸YWCAは、地震翌日の1995年1月18日から「救援センター」を設置し、近隣の人の避難所としてその活動を始めました。私的避難所や野外での生活を余儀なくされている地域の人々に物資の無料配給を始め、毎日、町の巡回も行い、訪問先で出てくるさまざまな課題に対応してきました。
1998年4月より「震災復興委員会」という名称に変わりましたが、支援活動を続けて参りました。被災者支援から始まった給食サービスも、昨年度より福祉委員会として、独立しました。
この度、給食/配食サービス(高齢者支援)も、夜回り準備会(ホームレス支援)も、すべて「地域活動委員会」のグループ活動の位置付けとなります。震災復興活動部(仮称)グループも同様の位置付けで、活動としては、引き続き震災関連窓口となり、情報発信、茶話会(復興住宅コミュニティ作り支援)活動を続けていきます。
真の復興とは、一人一人の人権が守られ、大切にされていく社会が実現していくことで、そのために、私達が地域でできることを活動し続けて行きたいと思います。震災後7年目を迎え、体制、名称が変わりますが、各グループで、震災を通して学んだ貴重な体験、経験を分かち合い、歩んでいきたいと思います。
救援センター時より、皆様には、多大な励まし、ご支援をいただき、本当に感謝しております。4月より下記の通り、新しい体制で、活動を続けて行きますので、今まで同様ご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。